内装仕上げの決め方｜失敗を防ぐ15のチェックポイント

　

　

① 色・素材選び（5項目）

1. 床・壁・天井の色の相性を確認
   家全体で見たときに、色のバランスが取れているかをチェック。
2. 素材感（ツヤ・マット）の統一感
   部分的に質感を変える場合も、全体の調和を意識。
3. 経年変化を想定
   無垢材や塗り壁などは色や質感が変わるため、変化後も好きかどうか考える。
4. 部屋ごとのテーマを決める
   生活シーンや気分に合うカラー・素材を選択。
5. 光の反射や陰影を確認
   自然光と照明の当たり方で印象が大きく変わります。

② 使い勝手・メンテナンス（5項目）

6. 掃除のしやすさ
   フローリングや壁紙の表面加工で汚れ落ちやすさが変わります。
7. 傷や汚れの目立ちにくさ
   ミディアム色の木目柄は傷が目立ちにくい、光沢面は逆に目立ちやすい。
8. 水まわりの耐水性
   洗面やキッチンまわりは防水・防汚性能を優先。
9. 温かみや触感
   足触り、手触りなど日常的に触れる感覚も重要。
10. メンテナンスの頻度と方法
    長く美しさを保つために必要な手間を把握。

③ 実物確認とサンプル活用（5項目）

11. サンプルを日中・夜で見比べる
    光の条件で色や質感が変わるため両方チェック。
12. 周辺の家具や建具との相性確認
    一部だけ浮かないようにトータルで判断。
13. 大きめのサンプルで確認
    小さなサンプルだと印象が変わるためA4サイズ以上が理想。
14. 実際の現場や施工例を見る
    展示場や施工写真で全体感をつかむ。
15. 家族の意見も取り入れる
    長く暮らす人全員が納得できることが大切。

　

まとめ

内装仕上げは、お部屋や家全体の印象を大きく左右します。
色・素材・使い勝手・実物確認、それぞれの視点で丁寧にチェックすれば、完成後の「こんなはずじゃなかった…」を減らせます。
もちろん、全部思い通りの選択にはならないこともありますが、チェックすることで優先順位が明確になり、納得のいく選択をすることができます。
今回のチェックポイントを活用し、理想の住まいづくりを楽しんでくださいね。

　

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