
hitomi
毎日必ず使う「トイレ」。
小さな空間だからこそ、ちょっとした工夫で印象がぐっと変わります。
壁材と床材を選ぶとき、シンプルにまとめるのも良いですが、遊び心をプラスしてアクセントをつければ“お気に入りの場所”に早変わりします。
今回は、トイレの壁材と床材の選び方、おしゃれに見せるポイントをご紹介します。
1. 小空間だからこそトイレは遊び心もアリ
- リビングや寝室と違い、トイレは短時間しか過ごさない場所
- 壁材や床材で大胆な色柄にチャレンジしやすい
- 家全体のテイストに沿いつつ、少し遊び心を出すのがおすすめ
2. 壁紙でトイレの表情を変えてみよう
- ベースは明るくシンプルに:白・グレー・ベージュなど
- アクセントクロスで印象を変える:背面壁や一面だけに柄物や濃色を使う
- 機能性クロスの活用:抗菌・消臭・撥水タイプで清潔感アップ
3. 壁のアクセントにモザイクタイルを入れてグレードアップ
トイレの壁の一面や一部に、モザイクタイルを貼るだけでぐっと印象が変わります。
- 小さな空間でも圧迫感が出にくい:細かいタイルなので軽やかに見える
- 清掃性も高い:撥水加工や目地材の工夫で水はねや汚れにも強い
- デザイン性が豊富:ガラス・セラミック・天然石など素材や色が多彩で、貼るだけで上質感のある空間に
- おすすめの使い方:手洗いカウンターの背面、便器背面の一面などに部分的に貼ると効果的
💡 ポイント
- タイルの色は床材や壁紙と調和させると全体の印象がまとまる
- アクセントは一部の範囲に留めると、トイレが狭く見えにくい
4. 床材でトイレの印象をぐっと格上げ
トイレの床材は、掃除のしやすさとデザイン性を両立させたい場所です。
代表的な素材を比べると、それぞれ特徴があります。
クッションフロア
- デザインが豊富でコスパが良い
- 柔らかく足ざわりがよい
- 水はねや掃除にも強く、汚れたら拭き取りやすい
フロアタイル
- 高級感があり、耐久性も高い
- 石目調や木目調など本物の質感に近い
- 厚みがありしっかりした踏み心地
フローリング(耐水)
- 水や湿気に強く、耐水性、抗菌性、耐アンモニアを備えた高機能床材
洗面所やトイレなど水まわり空間の床材として最適 - 木目調や石目調などデザインが豊富でおしゃれに見える
- 拭き掃除がしやすく、長期間清潔を保ちやすい
5. 壁紙・タイルと床材の組み合わせアイデア
スタイル | 壁紙・タイル | 床材 | ポイント |
---|---|---|---|
ナチュラル | 淡いベージュやグレージュ | オーク調 | 明るく柔らかい印象。木目の床で温かみをプラス。 |
モダン | 濃色グレーやチャコール | 石目調 | スタイリッシュで落ち着いた空間に。アクセントクロスやモザイクタイルで奥行き感。 |
北欧 | ホワイトベース+幾何学や植物柄のアクセント | ナチュラルウッド調 | 明るく爽やか。柄クロスやガラスタイルで遊び心を演出。 |
カジュアル | パステルカラーやタイル調プリント | ライトグレー系、ベージュ系 | ポップで楽しい印象に。小物やマットの色でさらにアクセント。 |
💡 ポイント
- 床材の色は壁紙やタイルより少し濃い目にするとバランスが取りやすい
- 小さなトイレは、アクセントは一面だけにすると圧迫感が出にくい
- フロア+アクセントクロスやタイルで、見た目と機能性を両立
6. まとめ
- トイレは毎日使う場所だから、デザイン性+清掃性を両立させることが大切
- 小空間を活かして、思い切り好みを取り入れると満足度が高まる
- 壁紙、モザイクタイル、床材の組み合わせ次第で、トイレがお気に入りの空間に変わります
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