家づくりで後悔する人に、共通していること

後悔しない家づくり 戻れない 打合せのこと

  

家づくりで「後悔した」という話を聞くと、
多くの場合、こんな言葉が続きます。

「センスがなかったのかな」
「もっと考えて決めればよかった」

でも、後悔の理由は、
“センス”や“おしゃれ”だけでは、
説明できないことがほとんどです。

今日は、
家づくりで後悔する人に
共通していることについて、
整理してみたいと思います。

 

後悔の理由は、色や流行ではない

家づくりで「後悔した」と聞く話の多くは、
色が合わなかったから、でも、
流行を外したから、でもありません。

いちばん多いのは、
「あとから戻れないところを、軽く決めてしまった」こと。

決めたときは、特に問題を感じなかった。
その時は、納得して決めたつもりだった。

でも、住み始めてから
毎日の中で、少しずつ違和感が積み重なっていき、

そして気づいたときには、
「もう変えられない」という事実だけが残ります。

 

「戻れなさ」は、住んでからジワリとくる

やり直しがきくものと、そうでないもの。

家づくりには、
この差がはっきりある部分があります。

特に、
完成したときには気づかなくても、
暮らしていく中で
「どう感じるか」に小さなズレが出てくるところほど、
あとから戻ることができません。

決めた瞬間よりも、
暮らし始めてから、
時間をかけて表れてくるもの。

それが、
「戻れなさ」が
ジワリと効いてくる、という感覚です。

 

毎日「見る」より、毎日「感じている」

床や建具は、
毎日じっと眺めるものではありません。

けれど、
毎日、無意識に感じ続けるのです。

朝起きたとき、
帰宅したとき、
何気なく部屋を行き来するとき。

その積み重ねが、
「落ち着く」「しっくりくる」
あるいは
「なんとなく気になる」という感覚をつくっていきます。

 

こう考えてみて。

色そのものや、
組み合わせの正解を探す前に、

「どんな日常に戻りたいか」を、
一度、考えてみてください。

どんな気持ちで朝を迎えたいか。
どんな空間に「ただいま」と帰ってきたいか。

そこが曖昧なまま
戻れないところを決めてしまうと、
あとから、小さな違和感として残りやすくなります。

 

決め方がわかると…

家づくりの後悔は、
センスの有無だけで決まるものではありません。

多くの場合、
「どこを慎重に考えるべきか」が
整理されないまま進んでしまったことが、
あとから効いてきます。

戻れないところほど、
立ち止まって考える。

それができるだけで、
後悔は、少し減らすことができます。

 

 


 

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