玄関タイルの色・柄どう選ぶ?汚れやすさとデザイン性のバランス

タイルのこと

 

hitomi
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雨の日の泥汚れや砂ぼこり、冬場の雪など、玄関は汚れやすい場所です。
それでいて“家の顔”ともいえる空間なので、デザイン性も大切にしたいですよね。玄関タイルを選ぶときは、見た目の美しさと日々の使いやすさをどう両立させるかがポイントになります。
今回は、屋外から室内までをつなぐ玄関タイルの色・柄を選ぶ際の考え方をまとめました。

 

1. 玄関タイルを選ぶときに意識したいこと

  • 玄関は「外」と「内」をつなぐ場所であり、タイルはポーチから土間までひと続きに使われることが多い。
  • 外観のデザインや玄関ドアとの調和はもちろん、室内の床材や壁との相性も考えると統一感が出る。
  • 汚れやすい場所なので、デザイン性と同じくらい「掃除のしやすさ」「汚れの目立ちにくさ」を意識することが大切。

 

2. 色で変わる「印象」と「汚れの目立ちやすさ」

  • 明るい色(ホワイト・アイボリー・ベージュ系)
    空間を広く明るく見せられるが、泥汚れや黒ずみは目立ちやすい。
  • 濃い色(ダークグレー・ブラック・ブラウン系)
    落ち着きや高級感を演出できるが、砂やホコリが白っぽく浮いて見えることもある。
  • 中間色(ライトグレー・グレージュ系)
    屋外・室内どちらにも馴染みやすく、汚れの目立ちにくさのバランスが良い。

 

3. 柄・質感・目地の工夫する

  • 石目調・木目調・ニュアンスの濃淡グラデーションがある柄 → 汚れやムラが混ざっても目立ちにくい。
  • マット・半マット仕上げ → 光沢が強いと水滴や拭きムラが気になりやすいため、マット系であると実用的。
  • 大判タイル → 目地の線が少ないので掃除がしやすい。屋外~屋内でひと続き感を出せる。
  • 目地の色をタイルに合わせて濃めにする(グレー・チャコール・モカ系など) → 汚れの目立ちを抑える。白い目地は施工直後はきれいでも、時間が経つと汚れが定着しやすい。

 

4. 外観と室内をつなぐデザイン視点

  • 外壁・玄関ドアの色・素材とのコントラストや調和を考える:タイル色だけ浮いてしまわないように。
  • 屋外ポーチ→玄関土間→室内への視線の流れを想像して選ぶ。同じものを選定することで「続き感」が出る。
  • 屋外の気候条件(直射日光・雨風・雪など)を考慮して、汚れが付きにくいタイルや表面がすべりにくいグリップ加工を検討する。

 

5. 家族・暮らし方に合わせた選び方

  • 小さなお子さんやペットがいるなら → 汚れが目立ちにくい色・柄、滑りにくい質感を重視。
  • 靴の出し入れが多いなら → 大判タイルで目地少なめ、掃除しやすい表面。
  • 来客が多い → デザイン性を重視して、家全体の印象をランクアップ。

 

6. まとめ

玄関タイルは、屋外と室内をつなぐ素材です。
色によって印象も汚れ方も変わり、柄や質感、目地の工夫で使いやすさを高めることができます。
外観と室内の両方からバランスを取りながら選べば、見た目と実用性を兼ね備えた快適な玄関空間をつくることができます。

 

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