季節を楽しむダイニング|秋のテーブルコーディネートの工夫

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暑さが落ち着き、ふとした風や光に秋の気配を感じる頃。衣替えと同じように、ダイニングのテーブルまわりも季節に合わせて整えてみませんか。
大がかりな模様替えをしなくても、テーブルクロスや器、草花などを少し変えるだけで、ぐっと秋らしい雰囲気に。家族や友人と囲む食卓が、より心地よく特別な時間になります。
今回は、すぐに取り入れられる「秋のテーブルコーディネート」をご紹介します。

 

1. 季節を感じるクロスやランナーを取り入れる

テーブルまわりを秋らしくするのに最も効果的なのが、クロスやランナーです。
リネンやコットンなど自然素材の布は、ナチュラルな雰囲気を作ってくれます。色は、ブラウンやオリーブ、テラコッタ、マスタードといった秋の深みを感じる色合いがおすすめ。

クロス全体を変えるのは少し大変でも、ランナーを一本通すだけで印象は変わります。普段使いの白い器にも、落ち着いた布を合わせるだけで「秋の食卓」に早変わり。季節のはじまりを気軽に楽しむ方法です。

 

2. 食器やカトラリーで温もりを演出する

いつもの食器をそのまま使っていても、季節の雰囲気が出にくいことがあります。そんなときは、陶器や木製のプレートを取り入れてみてください。素朴であたたかみのある質感が、秋の食卓をやさしく包み込んでくれます。

カトラリーもシルバー一択ではなく、真鍮やブラックのものを加えると雰囲気がぐっと変わります。例えば、ブラウンの器に木のトレー、そこにブラックのカトラリーを添えるだけで、ナチュラルモダンな印象に。日常の食事が少しだけ特別に感じられる瞬間です。

 

3. 草花や木の実をさりげなく飾る

秋は自然の恵みが豊かな季節。食卓にも小さな草花や木の実を取り入れてみましょう。
大きな花を豪華に飾らなくても、庭や散歩の途中で見つけた枝ものやドライになりかけの草花を小さな花器に挿すだけで、十分に秋らしい雰囲気になります。

複数の小瓶を並べると、視線が動いて食卓にリズムが生まれます。栗やどんぐりなど、自然の実を添えると「秋の食卓らしさ」が一層引き立ちます。子どもと一緒に拾った木の実を飾れば、会話も弾みそうです。

 

4. キャンドルや照明でぬくもりをプラス

秋の夜長におすすめなのが、灯りの演出です。
部屋の照明を少し落として、キャンドルを灯すだけで食卓の空気感は一変します。炎の揺らめきは不思議と心を落ち着け、会話も自然とゆったりしたテンポに。

香り付きキャンドルを選ぶと、五感で季節を楽しめます。ただし食事中には強い香りは控えめに。ほんのり香るバニラやウッド系のキャンドルなら、料理の香りを邪魔せず心地よさを添えてくれます。

また、ペンダントライトの明かりを少しだけ暖色に調整するのもおすすめ。光の色が変わるだけで、秋らしい温かさが生まれます。

 

5. 小物でアクセントを楽しむ

コースターやナプキン、トレーなど小物も、季節感を出すポイントです。
リネンのナプキンにオレンジやボルドーの差し色を入れたり、木目のトレーに器をまとめたりするだけで、テーブル全体が整って見えます。

特におすすめなのは「自然素材の組み合わせ」。木製のトレー、陶器の器、リネンのナプキン…といったように、素材感の違いが秋らしい奥行きを生み出します。

 

まとめ

大きな模様替えをしなくても、テーブルまわりの小さな工夫で秋を楽しむことができます。
布・器・草花・灯り――ほんの少し変えるだけで、ダイニングが「季節を感じる場所」に。日々の食卓を、秋らしい心地よい時間に整えてみませんか?
秋は「実り」と「ぬくもり」を感じる季節。
食卓を整えることは、家族や自分の心を整えることにもつながります。
今日の夕食から、ほんの少しテーブルまわりに秋を取り入れてみませんか?きっと、いつもの食事がもっと心地よく、豊かなひとときに変わりますよ。

 

 

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