キッチンのゴミ箱、どこに置く?後悔しない置き場所の考え方

キッチンのこと

キッチンの打ち合わせでは、
キッチンの高さや扉の色、水栓、レンジフードなどを決めていきます。

その後、カップボード(キッチンの背面収納)の打ち合わせになると、
多くの方が悩み始めるのが「ゴミ箱(ダストボックス)をどこに置くか」です。

実際にゴミ箱を置くスペースの候補をご説明すると、

「そういえば、ゴミ箱のこと全然考えていなかった…」

という方は意外と少なくありません。

カウンターの下に組み込むのか。
パントリーの中に置くのか。
それともシンクの近くに置きたいのか。

いざ考え始めると、

「もうここしか置けない」

「リビングから丸見えになってしまう」

「パントリーなら隠せるけれど、
毎回そこまで捨てに行くのは面倒そう」

など、暮らし方によって悩みはさまざまです。

場合によっては、カップボードの計画を見直したり、
収納計画を変更したりと、打ち合わせが少し戻ることもあります。

実はゴミ箱の置き場所は、
キッチンやカップボードの打ち合わせが始まる前から、
図面の段階で考えておきたいポイントの一つです。

今回は、後悔しないために確認しておきたいポイントをご紹介します。

 

ゴミ箱は「どこに置くか」から考えましょう

ゴミ箱は、あとから空いている場所に置けばいいと思われがちです。

しかし、置く場所によって必要なスペースや収納計画、通路幅まで変わってくることがあります。

まずは「どこに置くか」を決めることが、使いやすいキッチンづくりへの第一歩です。

 

確認① 分別するゴミの数を確認する

最初に確認したいのは、「ゴミ箱が何個必要なのか」です。

燃えるゴミだけではなく、

・プラスチック
・ペットボトル
・ビン
・缶

など、自治体によって分別方法は異なります。

「45Lのゴミ箱を1つ置けば十分」と思っていても、実際には3~4個必要になるご家庭もあります。

現在の暮らしを基準に、必要なゴミ箱の数や大きさを確認しておきましょう。

 

確認② ゴミ箱(ダストボックス)はどこに置く?

ゴミ箱の置き場所には正解はありません。

大切なのは、ご自身の暮らしに合った場所を選ぶことです。

例えば、次のような場所が考えられます。

  • カウンターの下:収納の一部をダストボックスワゴンやゴミ箱スペースとして活用
  • シンクの近く:シンク下収納をゴミ箱スペースに ※メーカーによっては対応できない場合あり
  • パントリー:棚下の一部をゴミ箱スペースとして活用
  • 冷蔵庫の近く:冷蔵庫の幅に加え、ゴミ箱を置くスペースも必要

それぞれにメリット・デメリットがあり、
カップボードのサイズや収納計画も変わります。

ゴミ箱スペースを設けるということは、
その分収納スペースが減るということです。

だからこそ、図面の段階で収納量とゴミ箱の置き場所をセットで考えることが大切です。

 

それぞれの置き場所にはメリット・デメリットがあります。

置き場所ごとの特徴や、ゴミ箱選びのポイントについては、こちらの記事でご紹介しています。

 

 

確認③ 冷蔵庫との位置関係を考える

調理中は、冷蔵庫・シンク・ゴミ箱を行き来する場面が意外と多くあります。

冷蔵庫の近くが使いやすいのか、それともシンクの近くが使いやすいのか。

ご家庭によって使いやすい位置は異なります。

また、

・冷蔵庫の扉が開けにくくならないか
・通路にはみ出さないか

も確認しておきたいポイントです。

 

確認④ 通路幅は十分ありますか?

図面上では通れそうでも、実際にゴミ箱を置くと通路は狭くなります。

さらに、

・引き出しを開けた状態
・ゴミ箱のフタを開けた状態
・家族がすれ違う場面

までイメージすると、より使いやすいレイアウトになります。

数字だけではなく、「実際に動けるかどうか」を考えることが大切です。

 

確認⑤ ゴミの日の動線も考える

ゴミの日は、重たいゴミ袋を持って家の中を移動することになります。

毎日のゴミを捨てる動線だけでなく、ゴミの日に外へ運ぶ動線も確認しておきましょう。

例えば、

・勝手口へ運びやすいか
・パントリーを通るのか
・玄関から持ち出すのか

毎週のことだからこそ、動線の違いが暮らしやすさにつながります。

 

確認⑥ 見た目と使いやすさのバランスを考える

ゴミ箱は見えない方がスッキリします。

でも、隠すことを優先しすぎると、

・毎回扉を開ける
・捨てる動作が増える
・使いづらくなる

こともあります。

見た目だけでなく、毎日の使いやすさとのバランスを考えることが大切です。

 

確認⑦ 将来の暮らしも考えておく

家族構成や暮らし方が変わると、ゴミの量も変わります。

例えば、

・子どもが生まれる
・おむつを使うようになる
・ネットスーパーを利用する
・ペットボトルのゴミが増える

など、今より大きなゴミ箱が必要になることもあります。

少し余裕を持ったスペースを確保しておくと安心です。

 

まとめ

ゴミ箱は、あとから置く場所を考えるものではなく、
毎日の暮らしの動線の一部として考えたいものです。

図面の段階で、

・必要なゴミ箱の数
・置く場所
・通路幅
・ゴミ出しの動線

まで考えておくことで、
「ここに置けばよかった」という後悔を
減らすことができます。

「ゴミ箱を後から置こうと思っていたら、
思った場所に置けなかった」というケースも
少なくありません。

キッチンやカップボードを決める前に、
ゴミ箱の置き場所まで図面で考えることが、
使いやすく心地よいキッチンづくりにつながります。

 

 


 

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