床材や家具の色を選ぶとき、
「オークにするか、ウォールナットにするか」で迷う方は多いかもしれません。
明るい方がいいのか。
落ち着いた方がいいのか。
なんとなくの好みはあっても、決め手が見つからないまま悩んでしまうことはありませんか?
この2つの木の色の違いは、単に「明るい・暗い」という見た目だけではありません。
空間に入ったときの空気感や、過ごしているときの落ち着き方――
そうした 印象の“温度” に、大きく影響しています。
※ここでいう「温度」は、暑さや寒さのことではなく、空間から受け取るやわらかさや深さ、居心地の感じ方を指しています。
今日は、オークとウォールナットそれぞれがつくる印象の違いを、インテリアの「考え方」として整理してみたいと思います。
1|木の色は、空間に入ったときの「第一印象」を決める
インテリアを見るときの印象は、家具の形や素材など細かいところを見る前に、
まず「なんとなくどう感じるか」で決まることが多いです。
あたたかい。
クールでかっこいい。
落ち着く。
軽い。
人は、色から無意識に
こうした感覚的な温度を受け取っています。
床や家具に使われる木の色は、
その空間を「どう感じるか」に
大きく関わります。
オークとウォールナットの違いは、
デザインや好みの問題というより、
空間に入ったときの第一印象の違いとして考えると、
整理しやすくなります。
2|オークがつくる、軽やかで明るい印象
オークは、明るく、軽やかな印象を持つ木の色です。
日中の自然光を受けると空間全体が明るく見え、広がりを感じやすくなります。
そのため、
✔ 重たくなりすぎない
✔ 圧迫感を感じにくい
✔ やわらかい雰囲気になりやすい
といった特徴があります。
オークは、日中の時間を心地よく過ごしたい暮らしに向いています。
たとえば、
・家族が集まるLDK
・自然光を取り込みたい空間
・北向きなど、明るさを補いたい部屋
こうした場所では、オークの明るさが空間を助けてくれることが多いです。
3|ウォールナットがつくる、落ち着きのある印象
ウォールナットは、深みがあり、落ち着いた印象を持つ木の色です。
色が濃いため空間全体が引き締まり、包まれるような感覚が生まれやすくなります。
照明をつけたときには、明るさが前に出すぎず、陰影がきれいに感じられるのも特徴です。
そのため、
✔ 落ち着く
✔ 静かな雰囲気
✔ 夜の時間が似合う
と感じる方が多くなります。
ウォールナットは、一日の終わりをゆったり過ごしたい空間と相性がいい木の色です。
寝室や書斎など、気持ちを切り替えたい場所や、
照明の雰囲気を大切にしたい空間で、その良さが活きてきます。
4|どちらが正解、ではなく「どんな温度で暮らしたいか」
オークとウォールナット、どちらが正解ということはありません。
大切なのは、「どんな雰囲気が好きか」よりも、
どんな温度感で暮らしたいかを考えること。
・朝や昼の時間を、軽やかに過ごしたい
・夜は、落ち着いた空間で静かに過ごしたい
そんな暮らしのイメージによって、
合う木の色は変わってきます。
5|迷ったときの、小さな判断軸
もし迷ったら、次のような問いを立ててみてください。
・この部屋で、いちばん長く過ごすのはいつ?
・照明をつけたとき、落ち着きたい?それとも明るくしたい?
・その部屋で、どんな気持ちで過ごしたい?
答えがはっきりしなくても大丈夫です。
考える順番を変えるだけで、判断が少しラクになることがあります。
まとめ|木の色は、暮らしの温度を整える道具
オークは、空間を軽く、明るく感じさせる木の色。
ウォールナットは、空間を深く、落ち着いて感じさせる木の色。
どちらも、暮らしの温度を整えるための大切な素材です。
「どちらが人気か」ではなく、「どんな時間を過ごしたいか」。
そんな視点で選ぶと、日々の暮らしの中で違和感を感じにくくなります。
このブログでは、インテリアコーディネーターとして、
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