取っ手・タオルバー・照明…金物の素材で印象が変わる!3つの質感比較

パーツのこと

 

ドアノブやタオルバー、照明の金具など──
インテリアの中で面積は小さいけれど、意外と印象を左右するのが「金物(かなもの)」です。
真鍮・黒マット・ステンレスといった素材はどれも人気ですが、同じ形でも質感の違いで雰囲気はがらりと変わります。

この記事では、それぞれの素材の特徴やおすすめの使い方を、コーディネーター目線でわかりやすくまとめました。
金物選びに迷ったときの参考にしてみてくださいね。

 

金物の素材で変わる「空間の印象」

家づくり中の打ち合わせで、例えば「取っ手の色はどうしますか?」と聞かれて戸惑う人が多いもの。ドアノブや照明のような小さなパーツでも、素材の選び方によって空間の印象は大きく変わります。

金物は見た目だけでなく、経年変化・メンテナンス性・空間のトーンにも影響します。まずは、代表的な3つの素材を比較してみましょう。

 

真鍮(しんちゅう)

あたたかみ・経年変化・クラシック感

時間とともに色が深まり、アンティークのような風合いが楽しめる素材です。光の当たり方によって柔らかい輝きを放ち、ナチュラル・北欧・クラシック・ヴィンテージ系のインテリアと好相性。

ただし、水まわりではくすみや黒ずみが出やすく、素手で触ると変色することもあります。とくに新築の段階では「購入時と違う」と驚かれる方も多いですが、これは真鍮ならではの“経年変化”。その風合いを味わいとして受け止められる方におすすめです。

おすすめ箇所:照明・ドアノブ・取っ手・スイッチプレート

 

黒マット

モダン・引き締め効果・デザイン性

光を吸収するようなマットな質感で、空間をすっきりと見せてくれる黒マット。シンプルモダンやホテルライク、ジャパンディなど、トレンド感のあるスタイルにぴったりです。

一方で、指紋やほこりがやや目立ちやすい面も。ただ、それを差し引いても「空間が締まる」印象が得られるため、アクセント的に使うと効果的です。

おすすめ箇所:ドアハンドル・タオルバー・水栓金具

 

ステンレス(ヘアライン仕上げ・鏡面仕上げ)

清潔感・実用性・万能

錆びにくく水に強いため、キッチンや洗面などの水まわりでも安心。仕上げによって印象が変わり、ヘアライン仕上げは上品で控えめ、鏡面仕上げはシャープで明るい印象になります。

北欧やナチュラルモダンなど、どんなテイストにもなじむ万能素材です。特に、手入れのしやすさや清潔感を重視したい方におすすめ。

おすすめ箇所:キッチン・洗面・取っ手

 

素材を選ぶときのポイント

  • 空間全体のテイストに合わせて統一感を意識
  • 異素材をミックスする場合は、使う場所と分量を整理(例:黒×真鍮=おしゃれだが、面積や位置でバランス調整が必要)
  • 経年変化を「味」として楽しめるかどうかを考える

 

まとめ

真鍮はぬくもりを、黒マットはデザイン性を、ステンレスは機能性を重視したい方におすすめです。

どの素材も空間の主役ではないけれど、毎日触れるたびに「選んでよかった」と感じられる部分。自分の暮らし方や好みに合わせて、ぴったりの質感を選んでみてください。

 

 



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