
hitomi
新築の打合せで、迷うことが多いのがキッチンの背面収納。
収納量をしっかり確保したいけれど、圧迫感は出したくない。毎日使う家電をどう配置するか、生活感を隠しつつおしゃれに見せられるか…。
今回は、背面収納を選ぶときのポイントと、おしゃれに見せる工夫をご紹介します。
背面収納を考える前にチェックしておきたいこと
- キッチンの型:I型、L型、対面などによってレイアウトが変わる
- 家族構成と食器の量:普段使いの食器だけか、来客用も含めてどのくらい必要か
- ダイニングからの見え方:来客時に背面収納が視線に入るかどうか、気になるかどうか
背面収納の代表的なタイプと特徴
① カウンター+吊戸棚タイプ
- 特徴:下部はカウンター収納、上部に吊戸棚を設けるスタイル
- メリット:作業スペースが確保でき、収納量も比較的多い
- デメリット:吊戸棚は高くて使いにくいことも
- おすすめ:収納量をしっかり確保したいご家庭
② フル収納タイプ(カップボード一面)
- 特徴:背面一面を収納にするスタイル
- メリット:食器・家電・ストックをまとめて収納でき、生活感を隠しやすい
- デメリット:圧迫感が出やすい/コストが上がりやすい
- おすすめ:物をまとめて管理したい人、スッキリとした見た目を優先したい人
③ オープン収納タイプ
- 特徴:棚板やオープンラックを使い、あえて見せる収納にする
- メリット:お気に入りの食器や家電をディスプレイできる
- デメリット:ごちゃつきやすく、ホコリや油汚れ対策が必要
- おすすめ:「見せる収納」を楽しみたい人
- おしゃれに見せる工夫:例えば、ナチュラルスタイルであれば、色や素材を揃えたかごやトレーを使って“見せる部分と隠す部分”のバランスを取る
④ パントリー併用タイプ
- 特徴:背面収納に加えて、横や隣接スペースにパントリーを設ける
- メリット:食品ストックや大きな調理家電を分散収納できる
- デメリット:スペースに余裕が必要
- おすすめ:まとめ買いをする家庭や、調理家電が多い人
最近の傾向|おしゃれ家電に合わせたカウンター幅
ここ数年でデザイン性の高い家電が増え、それらを並べるために背面カウンターを広めに確保するおうちが増えています。
炊飯器・トースター・コーヒーメーカーを並べても余裕があり、作業スペースとしても活躍。
さらに「見せたい家電」と「隠したい家電」を分けて配置することで、生活感を抑えつつインテリア性もアップします。
背面収納を選ぶときのチェックポイント
- 動線をイメージする:冷蔵庫・シンク・コンロとの距離感
- 家電の配置を先に決める:炊飯器・レンジ・ポットの置き場を確保
- コンセント位置を忘れずに:家電収納には必須
- おしゃれに見せる工夫を意識:家電や小物の色を揃える、扉付きとオープンを組み合わせる
まとめ
背面収納は、収納量だけでなく「使い勝手」と「見た目」のバランスが大切です。
お気に入りの家電を魅せながら、生活感の出やすいものは隠す——このメリハリが“おしゃれで使いやすい背面収納”をつくります。
ライフスタイルに合わせて「隠す収納」と「見せる収納」を組み合わせ、毎日の料理時間が心地よくなるキッチンを実現しましょう。
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