
hitomi
「タイルを取り入れてみたいけれど、どこに使えばいいかわからない」
家づくり中のお客さまから、いただくご相談のひとつです。
実は、タイルは“見せ場”としても“機能性”としても優秀な素材!
使う場所やデザインによって、空間の印象がぐっと引き締まったり、華やかになったりします。
今日は、インテリアのプロの視点から、おしゃれに見えるタイルの取り入れ方を
「おすすめの場所」「タイル選びのコツ」と合わせてご紹介します。
1.タイルって、どんなときに選ばれる?
- デザイン性の高さ(アクセントとしての使いやすさ)
- 耐水性・耐久性・メンテナンス性の良さ
- “素材感”で空間を格上げできる
- 空間の中で「面積が小さくても主役」になる存在
✅ こんな人におすすめ:
・シンプルだけど、どこかに“こだわり”を入れたい
・掃除しやすく、お手入れも考えたい
・写真映え・来客時の印象アップも気になる
2.おしゃれに見える「タイルの使いどころ」
◉ キッチン
- キッチンパネルの代わりに「タイル貼のキッチン壁」
- 背面収納のカウンターより上の壁部分に
🔸ポイント:
- 清掃性を考えた目地選び(色付き目地や撥水仕様など)
- ツヤの有無で印象が変わる(ツヤありは華やか、マットは落ち着いた印象)
◉ 洗面台まわり
- 鏡の背面全体にタイルをあしらってアクセントウォールに
- カウンター~鏡の下端に貼って、造作洗面を格上げ
🔸ポイント:
- 水はね・湿気への強さを活かせる
- 小さめタイルで“可愛さ”を演出したり、大判タイルで“ホテルライク”な雰囲気を出したり
◉ トイレの一面
- トイレ背面壁全体に
- 手洗いカウンターの壁面(全体でも、高さを決めて部分的にでも)
🔸ポイント:
- 狭い空間でも個性を出せる
- 大胆な色柄も挑戦しやすい場所
◉ 玄関・土間まわり
- 土間床や、框(かまち)部分の立ち上がりなどに(標準になっていることが多い)
- 玄関入って正面に壁があるなら、アクセントウォールとして最適!(間取りによる)
🔸ポイント:
- 玄関は“第一印象”の場所。素材にこだわると空間の格が上がります!
- 照明を当てて陰影を出すのも◎
◉ ニッチの背面
- タイルで素材感をプラスしておしゃれに
🔸ポイント:
- 小さい面積だからこそ、キラッと光るモザイクタイルが映えます
3.タイル選びで気をつけたいこと
- カタログや見本だけで決めない!貼る面積・照明の光色や光の当たる角度で印象が変わることを考慮
- 目地の色と幅で雰囲気がガラリと変わる
- 施工費・納期の確認も忘れずに(特注やミックス貼は要注意)
4.まとめ
タイルは、素材の質感や組み合わせ次第で、空間に深みやリズムを与えてくれる存在です。
「どこかに使ってみたい」と思っていた方は、面積の小さなところに取り入れてみるのもおすすめ。
ご相談の中では、「造作洗面に使いたい」「玄関にアクセントを入れたい」などのご希望を多くいただいています。
家づくりのなかで「ちょっと差がつく」素材選び。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
インテリアや収納に関するお悩みのご相談やアドバイスは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。
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