
間取りが決まった後、イメージをまとめて、インテリアスタイルも決めて、素材や色、照明を整えて…
気づけば、だいぶ“いい感じ”になってきた家づくり。
でも、ふと立ち止まって見渡すと——
「なんだか、ちょっと物足りないかも?」
それを埋めてくれるのが、暮らしに“あなたらしさ”を添える最後のステップ。
今日は、空間の雰囲気を整えるディスプレイ(スタイリング)についてお話しします。
1. ディスプレイ(スタイリング)の役割とは?
- 空間に“自分らしさ”や“暮らしの個性”を加える
- 空間全体の雰囲気を演出
- 家具や収納と違い、比較的小さいので動かしながら楽しめる
スタイリングは、「空間を楽しむ力」。
そしてディスプレイは、それを形にする小さな実践です。
2. ディスプレイを成功させる3つの基本
高さやリズムをつける
すべてを揃えて並べるのではなく、大小のバランスや高低差を意識して。
アートフレーム・キャンドル・花器などを組み合わせると、自然な立体感が生まれます。
“余白”を味方にする
飾るだけがディスプレイではありません。何も置かない空間=余白が、主役を引き立てる効果も。
色や素材・テーマを絞る
季節感や世界観を意識して、素材・色・テーマの統一感を持たせましょう。
例)「春のグリーン×ガラス×白」、または「秋の木×真鍮×ダークカラー」など。
3. おすすめの飾り場所とアイデア
場所 | ディスプレイ例 |
---|---|
玄関 | 季節の枝物・アート・香り(ディフューザー) |
リビング | フレーム(アート)・本・観葉植物・トレー |
トイレ・洗面 | 小さなアートやドライフラワーで遊び心を |
キッチン背面 | 器や木製ツールを見せる収納に |
小さな空間ほど、工夫が引き立ちます。
スタイリングの楽しさが活きる場所です。
4. 空間に“あなたらしさ”というディスプレイを
- 旅先で見つけた器
- 好きな作家のアートやポストカード
- 季節ごとに取り替えるグリーンやファブリック
どれも、“あなたの暮らし”を物語るディスプレイになります。
仕上げの工夫こそ、空間に愛着が生まれるきっかけになるのです。
スタイリングに「正解」はありません。
あなたらしいお気に入りを、少しずつ重ねていく時間こそが、暮らしの楽しみになるはずです。
まとめ|理想のインテリアに“あなたらしさ”を添える
整ったインテリアに、あなたらしさという色を加える。
ディスプレイ=スタイリングは、暮らしに“物語”と“豊かさ”を添える、最後のひと手間です。
ここまで読んでくださったあなたへ。7つのステップを通して、
「理想のインテリア」は“感性とロジック”でつくれることを実感していただけたのではないでしょうか?
ぜひ、ご自宅でもチャレンジしてみてくださいね。
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