「理想のインテリア」を叶える第五歩 ~照明で“表情”をつくる~

インテリアコーディネート

 

hitomi
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おしゃれな部屋って、なんで雰囲気がいいの?

SNSで見かける素敵なインテリア。
その「雰囲気のよさ」、どこから来ていると思いますか?

実は、“照明の使い方”にヒミツがあります。

光の色や配置、照らし方で空間の印象はガラッと変わります。
今日は、照明の基本とプロの視点をふまえて、照明計画のコツをお届けします。

 

照明が空間に与える3つの効果

① 雰囲気を演出する(「光色」と「明るさ」)

照明の光色は、部屋の用途に応じて選ぶことが大切です。

  • 電球色(あたたかみ):リラックス空間にぴったり
  • 温白色(あたたかみと白さの中間):くつろぎと作業、どちらも叶えたい空間に
  • 昼白色(自然な白さ):キッチンや洗面など作業向き
  • 昼光色(青白い光):くっきり明るい印象で、細かい作業に適している

たとえば、リビングは「電球色」や「温白色」であたたかみのある落ち着いた印象に。
キッチンや洗面スペースには「温白色」や「昼白色」を使うと、作業しやすくなります。

また、明るさもポイントとなります。
照明器具のルーメン値や、部屋の広さに合った「ちょうどいい明るさ」を選ぶことが、快適さや心地よい空間づくりにつながります。

 

② 空間を立体的に見せる(光の「照らし方」)
  • 天井を照らす → 開放感が生まれる
  • 壁を照らす → 奥行きが出る
  • 足元を照らす → 落ち着きやリラックス感を演出

1方向からの光だけでは、空間はのっぺりと単調に。
「どこを照らすか」で、立体感が出て、部屋の雰囲気が変わります。

 

③ 生活動線を整える(暮らしやすさへの配慮)
  • キッチンでは手元をしっかり明るく
  • 読書や勉強にはデスクライト
  • 夜の授乳やトイレにはやさしい足元灯を

暮らしに寄り添った機能的なあかりも、照明計画では大切です。

 

照明の種類と役割

● 全般照明(シーリングライト・ダウンライト)
空間全体のベースとなる明かり。

● 局部照明(ペンダントライト・スポットライト)
ダイニングやキッチンにアクセントや視線のポイント(フォーカルポイント)を。

● 間接照明(コーブ照明・コーニス照明)
やわらかく反射させることで、リラックス感や高級感を演出。

一室一灯ではなく、複数の光源を組み合わせることで“影”が生まれ、奥行きと立体感が生まれます。

 

照明計画のポイント

  • どんなシーンでどう過ごすか?を考える
  • 家具・壁・素材との組み合わせで光の見え方が変わる
  • 配線やスイッチ位置も、間取りに合わせて考える

照明は、空間に表情をつくる、とても大切なデザイン要素です。

 

まとめ

光の色・照らす方向・設置する高さ・数…
それらを少し工夫するだけで、空間はもっと魅力的になります。

「照明=雰囲気づくり」と考え、洗練されたインテリア空間をつくりましょう。

 

 

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