
キッチンの印象を大きく左右する要素のひとつがレンジフードの色選びです。機能性はもちろんのこと、キッチン全体のデザインに調和するかどうかも重要なポイント。どんな色を選べばよいか、いくつかのポイントを押さえながら考えてみましょう。
1. 色の流行と変遷
約20年前、レンジフードの主流はブラックからシルバーへと変わってきました。しかし最近では、インテリア全体にブラックのアイテムが再び人気となっており、レンジフードにもブラックを採用するケースが増えてきています。ブラックのレンジフードはキッチン全体を引き締め、スタイリッシュな印象を与えてくれる一方で、汚れが目立ちやすいという一面もあります。
2. ブラックのレンジフードのデメリット
ブラック色はおしゃれでモダンですが、特に油を含むホコリがつくと、その汚れが目立ちやすいです。この油汚れは簡単には落ちず、定期的なメンテナンスが必要です。さらに、ガスコンロを使用している場合、IHコンロと比べて水蒸気が多く発生しやすいため、汚れが飛び散りやすくなり、レンジフードがより汚れやすい環境になります。特にガスコンロの上に設置されるレンジフードは、掃除の頻度を増やすことで、清潔を保つことが大切です。
3. キッチン全体のテーマに合わせて選ぶ
モダンなキッチンであれば、スタイリッシュなブラックやシルバーのレンジフードが人気です。シルバーはステンレス製の家電ともよく調和し、清潔感がある印象を与えます。一方で、ナチュラルな木目調のキッチンなら、白やベージュなどの柔らかい色合いが空間に温かみを加えてくれるでしょう。
4. まとめ
レンジフードの色選びは、デザイン性だけでなく、汚れの目立ちやすさや掃除のしやすさも考慮する必要があります。ガスコンロを使う場合は特に、油汚れがつきやすい環境になるため、色選びは慎重に検討することをおすすめします。機能性とデザイン性を両立させて、毎日の料理時間が快適になるようなキッチンをつくり上げましょう。
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