
おしゃれな空間に憧れるけど、写真を集めるだけで終わってしまう…
どれも素敵に見えて、自分に合うスタイルがわからない…
そんなふうに感じていませんか?
今日のテーマは「インテリアテイストの方向性を決める」。
前回の記事で集めたイメージを、より明確なインテリアのスタイルに落とし込むためのステップをご紹介します。
インテリアテイストとは?
よく目にするインテリアのテイストを、いくつかご紹介します。
- ナチュラル:明るい木目や白、アイボリー色を基調に、自然素材を活かした優しいスタイル
- 北欧:白や淡い色をベースに、温もりのある木や布を使いながら、機能性も兼ね備えたシンプルデザイン
- モダン:直線的なフォルム、モノトーンやグレー系でスタイリッシュな印象
- ヴィンテージ:深みのある色合い、レザーやアイアンなど素材感を活かした空間
- 韓国インテリア:ベージュ系のやわらかいトーンや曲線的なフォルムで、やさしい世界観
- ジャパンディ:北欧のやわらかさに、日本の静けさや余白美を融合、余分なものをそぎ落とした心地よい空間
- ミックス:複数のテイストを自分らしく組み合わせる方法も◎
まずは、気になる言葉があるかどうかチェックしてみてくださいね。
テイストとスタイル、何が違うの?
「ナチュラルテイスト」や「北欧スタイル」など、
インテリアの話では似たような言葉がよく出てきますよね。
実はこの2つ、少しだけ意味が違います。
- テイストは「雰囲気」や「印象」のこと。感覚的な好みを表します。
例:やさしい/あたたかい/シンプル など - スタイルは「様式」や「デザインの型」。歴史的背景や具体的な特徴があります。
例:北欧スタイル/モダンスタイル/ミッドセンチュリー など
感覚でとらえるのが「テイスト」
方向性として決めるのが「スタイル」
最初は「テイスト」で広くイメージを膨らませて、
後から「スタイル」で自分に合う方向を見つけていくのがコツです。
自分の「好み」の傾向を整理する
前回のブログでご紹介した方法で集めた、インテリア画像を見返してみましょう。
次の3つの視点で見ていくと、共通点が見えてくることがあります。
- 色:白が多い?木の色は濃い?淡いグレーが多い?
- 素材:木?アイアン?ガラス?布?
- 形:直線的?曲線が多い?抜け感がある?重厚感がある?
さらに、「落ち着く」「ときめく」など、感情ベースでの反応も大切にしてください。
自分の好みが言語化できるようになると、選ぶ判断がぐっとラクになります。
テイストが決まると、家づくりがスムーズに
テイストがある程度絞れてくると、こんなメリットがあります。
- 床や建具の色選びが早くなる
- 照明・家具のテイストも統一しやすくなる
- コーディネート全体に一貫性が生まれる
家づくりの中では「選ぶこと」が本当にたくさんあります。
テイストが決まっていると、迷ったときの基準になってくれるんです。
絞り込みのアドバイス
✔ ひとつのテイストに絞らなくてもOK!
✔ 2~3のキーワードを持っておくと、インテリア選びの軸になります
たとえば、「ナチュラル×北欧」や「モダン×ヴィンテージ」など、組み合わせもアリです◎
大切なのは「自分が心地よい」と感じることを軸にすること。
まとめ
テイストを言葉にできるようになると、
“なんとなく好き”が“一貫性ある好き”に変わっていきます。
理想のインテリアを叶えるために、
「好き」を少しずつ整理してみましょう。
\前回の記事はこちら/
👉 「理想のインテリア」を叶える第一歩 ~イメージのまとめ方~
インテリアや収納に関するお悩みのご相談やアドバイスは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。
↓ 詳細・お問い合わせはこちらへ


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも家づくりやお部屋づくりのヒントになる情報を発信していきます。
今後もよろしくお願いします。
コメント