キッチンのスタイル①

キッチンのこと
hitomi
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今日はキッチンについてです。

 

キッチンは住宅設備(通称:住設)の中でも重要な設備。
LDKに備え付けられるため、機能性はもちろん、デザインもとても大事。
キッチンのスタイルはたくさんありますが、今日は代表的なI型キッチンとペニンシュラキッチンを解説します。

わたしは企業のインテリアコーディネーターとして、新築注文住宅の家づくりに携わっています。
基本的には、間取りが確定した後にお客様との打合せが始まります。そのため、キッチンのスタイルはすでに決まっていることが多いのですが、中には迷われていて決めかねている場合もあります。

迷われているポイントとしては、I型キッチン(壁あり)にするか、ペニンシュラキッチン(壁なし)にするか。特に多くの方が気にされるのは、コンロの前ですね。

 

I型キッチン

メリット

  • 壁に沿って一直線に配置されるため、狭いスペースでも設置可能です。
  • 構造がシンプルであるため、比較的低コストで設置できます。
  • シンプルな構造のため、掃除がしやすいです。
  • シンク前は造作壁の高さの設定により、手元が隠せます。
  • コンロ前に壁があるので、飛び散り汚れは比較的狭い範囲で済みます。
  • コンロ前の壁をなくすことも可能です(シンク前と同じ高さで続いた壁にもできます)※要打合せ

デメリット

  • キッチンが壁に沿って配置されるため、開放感に欠ける場合があります。
  • 作業エリアが一列に限られるため、大人数での調理が難しいことがあります。

 

ペニンシュラキッチン

メリット

  • キッチンがリビングやダイニングと一体化しているため、開放感があります。
  • 見た目がおしゃれと感じる方が多いです。
  • 開放感があるので、子どもの様子を見ながら料理できます。
  • 料理をしながらでも家族と会話を楽しむことができ、コミュニケーションが取りやすいです。
  • 奥行が大きくなるのでカウンター部分を追加の作業スペースとして利用でき、調理がはかどります。
  • 奥行が広くなったカウンター下部を収納として利用できるプランもあります。

デメリット

  • 設置するためには、比較的広いスペースが必要です。
  • I型キッチンに比べて構造が複雑なため、コストが高くなります。
  • 調理中の匂いや音がリビングやダイニングに広がりやすくなります。
  • 常にキッチンが見える状態になり、特にコンロ前に壁が無いので飛び散り汚れが気になる場合もあります。飛び散り汚れが気になる場合は、オイルガードのハイタイプを選定すると比較的防げますが、ガラス面のため汚れは目立ちやすいです。

  

家の間取りや住む人のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。自分のニーズに合ったキッチンスタイルを選び、快適なキッチン空間にしましょう。

 

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これからも家づくりやお部屋づくりのヒントになる情報を発信していきます。
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