
せっかくの家づくり、居心地の良い空間にしたいですよね。
家族がみんなで集まり、長時間過ごす場所はLDK。でも、寝室もリラックスできる空間にしたいな。などなど、ご要望はいろいろありそう。その場合、内装についてどこから決めていくか、順番も大事になるかと思います。今日は、一般的に打合せはどこから始まってどのように決めていくか、また注意するといいことをご紹介します。
新築の家づくりでインテリアを決めるとき、一般的な順番としては、面積の大きい部分から決めていきます。
- 床材
- 建具
- 住宅設備
- 壁紙(壁・天井)
- カーテン
- 家具
ただし、注意が必要なのが、6.家具です。
最初から持ち込み予定の家具であったり、新築されるのをきっかけに長年購入したいと思っている家具がある場合には、設計の間取り打合せの段階からその家具の情報をぜひ伝えてください!
なぜなら、特に大きい家具を置く場合には「壁」が必要になることが多いからです。
インテリアコーディネーターは、間取りが確定した後に打合せに入ります。私がコーディネートを担当したお客様から、「どうしても置きたい家具があるのですが、どこかに置けますか?」とコーディネート打合せの途中でご相談を受けました。「階段箪笥」でそれなりの大きさのものです。和モダンのインテリアスタイルなので、とても似合うのですが、そのお客様の建築場所が見晴らしのいい場所で、LDKは窓が大きく取られた間取りでした。そのため、ちょうどよい幅のある壁が無く、置く場所を見つけるのに困りました。
お客様と私で図面上のあらゆるスペースを確認しましたが、その時の間取りでは難しく、最終的に「設計の方に確認が必要となりますが、ここの窓幅を小さくしても良ければ(2560mm→1820mm)置けそうです」とご提案しました。設計担当に相談したところ、幸い窓サイズを小さくしても採光等、法的な基準はクリアできたので大きな間取り変更なく進めることができ、「階段箪笥」も無事に新居に据えられましたが、早い段階でわかっているともっと良いスペースがあったかも知れないと思った出来事でした。
順番を知っておくと、心構えもできますし、いざという時に回避できることもありますよ。
インテリアに関するアドバイスやお悩みは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも家づくりやお部屋づくりのヒントになる情報を発信していきます。
今後もよろしくお願いします。
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