ペンダントライトをバランスよく配置するための間隔の決め方

照明のこと

 

hitomi
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ペンダントライトを取り付けるとき、取り付けのバランスは空間デザインを左右します。
特に複数灯のペンダントライトを取り付ける場合。間隔のバランスはとても大事になってきます。以下のポイントを押さえることで、美しく実用的な配置が可能になります。

 

1. 高さのバランス

ペンダントライトの高さは、設置する場所や目的によって変わります。例えば、ダイニングテーブルの上に取り付ける場合、テーブルからライトまでの距離は一般的に 70〜80cm が目安です。この高さは、食事中に光が眩しくなく、視界を邪魔しないようにするためです。一方、カウンターやリビングスペースでは、適切な高さが異なるため、空間全体を見ながら調整が必要です。

 

2. 間隔のバランス

複数のペンダントライトを並べる場合、適切な間隔を保つことが大切です。間隔が狭すぎると窮屈な印象になり、広すぎると統一感が失われます。一般的には、隣り合うライト同士の距離を 40〜60cm 程度にすることが多いです。ただし、ライトのサイズや形状によって調整することも必要です。

 

3. サイズのバランス

ペンダントライトのサイズは、空間の広さや用途に応じて選びます。大きなライトを小さな空間に取り付けると圧迫感が生まれ、逆に小さなライトを広い空間に取り付けると物足りない印象になります。

 

4. 実際に取り付ける前の注意点
  • シュミレーション:配置を事前に検討するため、ペンダントライトの位置や高さをマスキングテープで床や壁に仮配置するのがオススメです。
  • 光の色と明るさ:空間の雰囲気に合わせてライトの光色(昼白色・電球色など)や明るさも考慮しましょう。

 

5. 具体的な配置例

以下は、間隔のバランスを考えた配置例です。

  • ダイニングテーブル(長さ180cm、幅90cm)上に3灯の場合:
    テーブルの両端から20〜30cm内側に1灯ずつ配置し、中央のライトまで均等に距離を取る。例として、間隔を70cmにすると統一感が出ます。
  • キッチン(長さ255cm)の手元に3灯の場合:
    レンジフードを除いて、幅10cm程度のものをカウンターの端から40cm内側に1灯ずつ配置し、間隔を約40cmにすることで、光が均等に広がります。

 

間隔を調整する際は、空間全体のバランスを常に意識することが重要です。ペンダントライトの配置を考える時間は少しかかるかもしれませんが、その分完成後の空間はより魅力的なものになります。これらのポイントを押さえれば、空間全体が洗練された印象になります。ぜひ参考にしてみてください!

 

 

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