
アート作品はお部屋の雰囲気を一変させる力があります。しかし、どのように飾るかによってその効果は大きく変わります。今日は、アート作品を美しく飾るためのコツとアイデアを紹介します。
アート作品を飾る時のポイント
- 飾る場所:ぜひ、フォーカルポイントとなる場所に飾ってください。
フォーカルポイントについては、以前投稿を参考にしてくださいね → フォーカルポイントって?
- 高さ:成人の目線(床から約140~150cm)にアートの中心が来るように飾ります。少し低めに飾ると落ち着いた雰囲気になります。
- バランス:飾る壁面の形状や近くにある家具とのバランスも考慮しましょう。たとえば、家具の上に飾る場合は、家具の中心とアートの中心を揃える。大きなアートは、広い壁やオープンスペースに。小さなアートは、狭いスペースやニッチに。
- 光:直射日光は避け、間接照明やスポットライトを使って効果的に照らしましょう。自然光をうまく利用すると、作品がより鮮やかに見えます。
たくさんのアート作品をおしゃれに飾る
センターライン配置:アート作品の中央を基準に一直線に揃える方法です。視線が自然に中央に集まるため、目立たせたい作品に適しています。中心線を目の高さに設定すると、鑑賞しやすくなります。
ベースライン配置:アート作品の下端を基準に揃える方法です。複数のアートを並べる際に、統一感を持たせることができます。
アッパーライン配置:アート作品の上端を基準に一直線に揃える方法です。特に高い位置にアートを飾りたいときに効果的です。
誘導ライン配置:アート作品を配置する際に、視線を導くラインを意識します。例えば、階段や廊下に沿って作品を並べると、自然に視線が誘導されます。視線の流れを考慮して配置することで、鑑賞者が作品を一連の流れとして楽しむことができます。
垂直ライン配置:アート作品を垂直に並べる方法です。特に天井が高い部屋や狭い壁面を有効に活用できます。縦に長い作品や同じサイズの作品を垂直に並べることで、視覚的に空間が広がる効果があります。
ボックス型配置:複数の違うサイズのアート作品を四角形の枠内に収めるように配置します。輪郭を四角形にすることで、一貫性が出てまとまって見えます。
フレームの選び方
フレームの種類
- シンプルなフレームはアート作品そのものを引き立てます。IKEAやニトリにもシンプルなフレームがありますよ。
- 装飾のあるデコラティブなフレームはアンティークやクラシックスタイルにぴったりです。
色と素材の選択
- 部屋のインテリアに合わせた色や素材を選ぶことで、統一感を持たせることができます。
多いのは、ブラック、ホワイト、ゴールド、木目調。オーダーであればカラフルな色もありますので、画材やさんで探してみてください。
アート作品を飾ると、空間に個性と魅力を出すことができます。自分の好みやインテリアスタイルに合った飾り方を見つけて、アート作品を楽しんでくださいね。
インテリアに関するアドバイスやお悩みは、kuori interior designへお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。

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