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新築住宅の場合、間取りが決まると次に悩むのが内装のカラースキームです。色の選び方一つで部屋の雰囲気や機能性が大きく変わります。今日は、間取りが決まった後の内装カラースキームの選び方を紹介します。
カラースキームとは、色彩計画のことです。カラースキームが整っていると居心地の良い空間をつくりやすくなります。また、色は心理的に大きな影響を与えてくれます。色の心理的効果を利用することで、インテリアデザインにおける色選びがより効果的に行えます。
内装の打合せで決める内容
・床材(フローリング、カーペット、クッションフロアなど)
・建具、収納扉、その他造作材(巾木、窓枠など)
・内装壁材(クロス、塗装、タイル、羽目板など)
・住宅設備(キッチン、バス、洗面、トイレ)
・照明器具
・ウィンドウトリートメント(カーテン、ブラインド、ロールスクリーン)
部屋ごとのおすすめカラースキーム
- リビングルーム:
- 用途: 家族や友人が集まる場所
- おすすめのカラースキーム: 白、青、緑、ベージュ
- 効果: リラックスできる色を選ぶと、落ち着いた雰囲気を作り出せます。
- ダイニングルーム:
- 用途: 食事を楽しむ場所
- おすすめのカラースキーム: 白、赤、オレンジ、クリーム
- 効果: 食欲を刺激する暖色系を使うと、食事の時間がより楽しくなります。
- キッチン:
- 用途: 料理をする場所
- おすすめのカラースキーム: 白、黄、グリーン
- 効果: 明るく清潔感のある色を選ぶと、快適に料理ができます。
- ベッドルーム:
- 用途: 休息とリラクゼーション
- おすすめのカラースキーム: 青、紫、グレー
- 効果: 静寂と安らぎを感じさせる色を選ぶと、リラックスできる空間に。
自然光の取り入れ方も考慮する
- 自然光の多い部屋:
- おすすめのカラースキーム: パステルカラー、ニュートラルカラー
- 効果: 自然光を反射する明るい色を使うと、部屋全体が明るく広く感じられます。
- 自然光の少ない部屋:
- おすすめのカラースキーム: 暖色系、深みのある色
- 効果: 温かみのある色を使うと、居心地の良い空間になります。
色のバランスをとるコツ
- 配色のバランス:
70%をベースカラー、25%をアソートカラー、5%をアクセントカラーにすることで、調和の取れたカラースキームをつくることができると言われています。この比率はあくまで参考値で、インテリアスタイルによって変えることもあります。 - トーンオントーン:
同じ色調の異なる濃淡を組み合わせると、統一感がありながらも深みのあるデザインになる。 - コントラスト:
明暗の対比を利用して、視覚的に興味深い空間を作る。 - ニュートラルカラーの活用:
白、黒、グレーなどのニュートラルカラーをベースに使うことで、他の色を引き立たせる。
家具やインテリア雑貨とのコーディネート
- 家具の色を考慮する:
- 大きな家具や主要な装飾品の色と調和するカラースキームを選びましょう。
- キッチンの色もとても重要になります。LDKが一つの空間となる場合には一緒にコーディネートしましょう。
- アクセントカラーの活用:
- クッションやアート作品などのアクセントカラーを取り入れることで、個性をプラスしましょう。
- クッションやアート作品などのアクセントカラーを取り入れることで、個性をプラスしましょう。
まとめ
間取りが決まった後のカラースキーム選びは、部屋の用途、自然光、色のバランス、家具とのコーディネートを考慮することが大切です。これらのポイントを押さえて、あなたにぴったりのカラースキームを見つけてください。生活スタイルや気分に合わせたカラースキームを取り入れて、心地よい空間を作りましょう。
インテリアに関するアドバイスやお悩みは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。

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