
照明の光色は、お部屋の印象やそこでの過ごし方に大きく影響します。光色には「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」などがあり、適した光色を選ぶことで快適な空間をつくることができます。今回は、それぞれの部屋に適した光色の選び方をご紹介します。
1. リビング:リラックスできる「電球色」や自然な明るさの「温白色」
リビングは、家族が集まってリラックスする場所。暖かみのある「電球色」は落ち着きやすく、柔らかい雰囲気を演出します。一方、「温白色」は、電球色より少し白っぽい柔らかな光で、自然な明るさを感じつつリラックスできる色です。電球色と温白色の組み合わせで、空間のメリハリをつくるのもおすすめです。
2. ダイニング:料理を美味しそうに見せる「電球色」や自然な明るさの「温白色」
ダイニングでは料理を美味しく見せる「電球色」がおすすめですが、食事中に自然な明るさが欲しい場合には「温白色」も適しています。温白色は料理の色味を引き立てつつ、温かみと清潔感が感じられるため、明るすぎないダイニングにしたいときにぴったりです。
3. キッチン:自然な見やすさの「昼白色」や穏やかな「温白色」
キッチンでは、食材の色を正確に確認しやすい「昼白色」が良いですが、穏やかで自然な雰囲気を求めるなら「温白色」もおすすめです。温白色の光はキッチン全体を明るくしつつ、手元が見やすい適度な明るさを提供してくれます。昼白色や温白色のスポットライトを使うと、作業も安全にできます。
4. 寝室:リラックスできる「電球色」、心地よい「温白色」
寝室では、リラックス効果の高い「電球色」や「温白色」を使うことで、快適に過ごせます。温白色は、電球色よりも自然に部屋を明るくしながらも、柔らかさがあるため寝る前のくつろぎタイムにも適しています。ベッドサイドの照明には、穏やかな電球色か温白色が理想的です。
5. 書斎・ワークスペース:集中力を高める「昼白色」や「昼光色」
書斎やワークスペースでは集中しやすい「昼白色」や「昼光色」が適しています。昼白色は自然な光で目に優しく、長時間の作業にも向いています。一方、青白い「昼光色」は仕事や勉強で集中力を高めたいときに効果的。光を直視しないように工夫することで、さらに作業がはかどるでしょう。
6. バスルーム・洗面所:自然な肌色に見える「温白色」や「昼白色」
バスルームや洗面所には、自然な明るさで肌色をキレイに見せる「温白色」や「昼白色」が適しています。温白色は少し柔らかさがあるので清潔感と落ち着きのある空間をつくることができ、顔色も自然に見えるためメイクにも便利です。また、清潔で明るい印象が欲しい場合は昼白色を選びましょう。
7.トイレ:夜中でも目に優しい「電球色」
トイレには落ち着いた「電球色」がおすすめです。電球色は柔らかく暖かい光なので、夜中にトイレに行くときも目が刺激されにくく、再び眠りに戻りやすくなります。また、温かみが感じられるので小さな空間でも居心地の良い雰囲気をつくり出します。
まとめ
光色の違いによって、部屋の雰囲気や役割に合わせた快適な空間が生まれます。電球色で温かみを演出し、温白色で自然な明るさを、昼白色や昼光色で爽やかさを楽しんで、居心地の良いお家にしましょう。
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