新築住宅のドアはハイドアにする?メリット・デメリットを徹底解説!

建具のこと

 

hitomi
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ハイドア(高い扉)の採用を検討する際に考慮すべきポイントを、メリット・デメリットとともに解説します。

 

1. ハイドアとは?

まず、ハイドアについて簡単に説明しましょう。ハイドアとは、通常のドアよりも高さがあるドアのことです。一般的なドアが約2000mm前後の高さであるのに対し、ハイドアは2400mm前後、つまり天井まで届くような高さで設計されることが多いです。このドアの採用は、空間デザインに大きな影響を与えるため、インテリアや間取りにこだわる人々に人気です。

 

2. ハイドアのメリット

新築住宅でハイドアを採用するメリットには、以下のようなものがあります。

  1. 開放感の向上
    高いドアを設置することで、視線が自然と上に向かい、部屋全体に広がりを感じさせます。特に天井が低めの部屋や、狭いスペースでも圧迫感が軽減され、開放的な空間を作り出せます。
  2. デザイン性の向上
    ハイドアはモダンでスタイリッシュな印象を与えるため、住宅全体のデザインに統一感や高級感をプラスします。シンプルで洗練された印象が求められる現代の住宅デザインにもよくマッチします。
  3. 採光効果
    ハイドアを採用することで、ドアの上部からも自然光が入りやすくなり、室内の明るさが増します。特にドアの上部にガラス部分を取り入れるデザインもあり、さらに採光を向上させることができます。

 

3. ハイドアのデメリット

一方で、ハイドアにはいくつかのデメリットも存在します。新築住宅での導入を検討する際には、以下の点にも注意が必要です。

  1. コストの増加
    通常のドアに比べて高価なため、全体の建築コストが増加する傾向にあります。特に注文住宅の場合、ドアの数が増えるほどコストへの影響が大きくなります。
  2. 施工の難易度
    高さがあるため、通常よりも慎重な施工が必要です。また、賃貸やリフォームを前提とした場合には、標準サイズのドアに比べて入替えやメンテナンスの手間がかかる可能性があります。
  3. 掃除がしにくい
    ハイドアは通常のドアよりも高いため、上部のホコリや汚れの掃除が難しいという点があります。脚立などを使用しての掃除が必要になるため、手間や時間がかかりやすく、掃除が苦手な方には不向きかもしれません。

 

4. ハイドアはどんな住宅に適しているか?

ハイドアが効果を発揮するのは、以下のような住宅です。

  • モダンでシンプルなデザインの住宅
    ハイドアは、シンプルでミニマルなインテリアスタイルによく調和します。
  • 天井が低めの住宅
    ハイドアは視覚的な広がりを持たせるため、低めの天井でも開放感を演出できます。
  • 広さに余裕がある住宅
    空間のボリュームがある住宅や、エントランスホールなどの広い空間では特にハイドアの美しさが引き立ちます。

 

5. まとめ

新築住宅のドアをハイドアにするかどうかは、デザインや予算、施工面の条件に応じて選ぶことが重要です。空間に開放感を与えたい、モダンなデザインにこだわりたいという場合は、ハイドアの導入は大きなメリットとなるでしょう。しかし、コストや施工面での負担も考慮し、事前に十分な検討が必要です。

 

 

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