ブルードミナントとイエロードミナント:心地よい配色でつくる住空間

カラーコーディネートのこと

 

hitomi
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先日、LIXILさんのセミナーに参加しました。
今日は、色についてのお話です。

 

アトリエノース(株)の鳥井奈穂子先生によるカラーセミナーでは、自然界の美しい配色がどのように成り立っているかについて解説されました。
自然界で見られるほとんどの色は、ブルーまたはイエローのどちらかのアンダートーンを持っており、このアンダートーンが色の特徴を決定します。これを「ドミナントカラー」といいます。

暖色系や寒色系という分類とは異なり、色同士が調和するかどうかは、アンダートーンの一致にかかっています。同じアンダートーンを持つ色同士は調和し、異なるアンダートーンがミックスされると不調和し、安っぽく見えることがあります。

 

同じ「赤」でもアンダートーンが異なる例として、
ブルードミナントの赤は紅色、イエロードミナントの赤は朱色です。 

一方、どちらかのアンダートーンしか持たない色が2色だけあり、
ブルードミナントにしか存在しない色はマゼンタ、イエロードミナントにしか存在しない色はオレンジです。

 

 ▼ ブルードミナント
 シンプル・スマート・斬新・シャープ・直線・ホワイト・ガラス・スチール・モダン

 

 ▼ イエロードミナント
 温もり・自然・柔らか・寛ぎ・明るい・木の質感・ライトトーン・ナチュラル

 

私たち人間も自然界の一部であり、必ずどちらかのドミナントカラー(ブルーかイエロー)で構成されています。
これが、メイクや洋服のコーディネートにおける「イエベ(イエローベース)」や「ブルべ(ブルーベース)」という分類と同じ意味を持っています。

この考え方を住空間に活かすことで、心地よい空間づくりが可能になります。
フローリング×建具、家具、カーテンなど、空間にあるすべてのアイテムが同じアンダートーンを持つ色で構成されると、カラーコーディネートが調和し、統一感のある心地よい空間が完成します。

このように、色のアンダートーンに注目することで、より洗練されたカラーコーディネートが可能になるのです。

 

 

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