フローリングに使うならどの木にする?
あなたの好きな木の種類はどれ?

床材のこと

 

 

hitomi
hitomi

突然ですが、あなたはどんな木が好きですか?
木にはそれぞれ独特の表情や特徴があり、フローリング材として選ぶ際にも、見た目や機能性が重要なポイントとなります。今日は、フローリングに使われる主な樹種とその特徴についてご紹介します。

 

1. オーク

オークは、フローリング材として非常に人気のある樹種です。その特徴は、耐久性と硬さに優れていること。
杢目は比較的はっきりしていて、その豊かな杢目が部屋に自然な温かみをもたらします。
日本では楢(なら)の木、どんぐりの木にあたりますが、厳密に言うと、産地によって特徴は少し変わってきます。

画像:マルホンWEBより(以下全て)

2. チェリー

チェリーは、滑らかな質感と赤みがかった色味(赤褐色)が美しい樹種です。
時間とともに色が深まり、味わいが増していくのも魅力の一つ。
不規則なきめ細かい杢目が多く表れ、意匠性が高いです。
チェリーは日本語に訳すと桜ですが、アメリカ、カナダなど北米が産地で、日本の桜の木とは種類が異なります。

 

3. メープル

メープルは、明るく滑らかな杢目が特徴で、白色系の無垢材の中で人気があります。
世界的には北米産のハードメイプルが有名で、さざ波のような波状杢、鳥の目に例えられるバーズアイ(鳥眼杢)が不規則に表れます。日本では楓(かえで)の木にあたります。

  

4. ウォールナット

ウォールナットは、その深い茶色の独特の色味、広葉樹ならではの美しい杢目が高級感を演出します。
北米原産のブラックウォールナットが一般的にフローリング材として使われます。
クルミ科に属するため、日本の胡桃(くるみ)の木と同種ではあるものの、杢目や色味は全く違うものになります。

 

5. パイン

パインは、柔らかめで加工がしやすく、独特の節や明るい色合いが特徴です。
経年変化による飴色も特徴的。
価格が比較的手ごろなのも魅力です。コストを抑えつつ自然な空間を構築したい人に適しています。
パインの中でも、レッドパイン、アカマツが多く使われています。日本では松の木にあたります。

 

木の選び方

フローリング材を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 見た目: 木目や色合いが部屋全体の雰囲気に合うか。
  • 耐久性: 部屋の使用頻度に応じて。
  • 予算: 高級材はコストがかかるため、無垢材ではなく挽板の選択肢もある。
  • メンテナンス: 定期的な手入れが必要な場合もある。

 

 

木材の種類によって、フローリングの印象や機能性は大きく変わります。
あなたのお部屋にぴったりの木材を見つけて、快適で美しい空間をつくり上げてくださいね。
 

次回は、それぞれの木の種類がどんなインテリアに合うのかについて、1つずつ取り上げていきます。

つづきをまたご覧くださいね。

 

インテリアや収納に関するお悩みのご相談やアドバイスは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。

 

詳細・お問い合わせはこちらへ

 

hitomi
hitomi

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも家づくりやお部屋づくりのヒントになる情報を発信していきます。
今後もよろしくお願いします。

 

コメント