
hitomi
新築の家づくりやリフォーム、リノベーションを考える際に、「ニッチ」を取り入れるかどうか悩む方も多いでしょう。ニッチとは、壁の一部をくぼませて作る小さな収納スペースや飾り棚のことです。今回は、ニッチをつくるメリットとデメリットについて解説します。
ニッチのメリット
- 省スペースでの収納
- 小さなスペースに有効活用できるため、限られた空間でも収納力をアップさせることができます。特に、玄関やトイレなどの狭い場所で重宝します。
- インテリアのアクセント
- ニッチに照明を取り付けたり、お気に入りのインテリア小物を飾ることで、部屋全体のデザインにアクセントを加えることができます。
- 使い勝手の向上
- よく使うアイテムを手の届く場所に収納できるため、日常生活の利便性が向上します。例えば、キッチンでは調味料や調理器具をまとめて収納するのに便利です。
ニッチのデメリット
- 施工の手間と費用
- ニッチを作るには壁をくり抜く必要があり、施工には時間と費用がかかります。また、壁の構造や配管の位置によっては、ニッチを作ることが難しい場合もあります。
- スペースの制約
- ニッチのサイズや形状は、壁の構造や部屋のレイアウトによって制約を受けることが多いです。そのため、希望するデザインやサイズのニッチがつくれない場合もあります。
- メンテナンスの手間
- ニッチは掃除やメンテナンスが必要です。特に、ホコリが溜まりやすい場所に設置すると、定期的な掃除が欠かせません。
ニッチを取り入れる際のポイント
- 設置場所の選定
どの部屋にニッチを設置するかを慎重に考えることが重要です。玄関、リビング、キッチン、ランドリー室など、用途に応じた最適な場所を選びましょう。- 玄関、リビング:季節の小物や家族写真
- キッチン:調味料
- ランドリー室:洗剤
- トイレ:予備ロール
- リモコンニッチ:インターホンモニター、給湯器リモコン、太陽光モニター、スイッチ等
- デザインと機能性のバランス
- デザイン性だけでなく、実際の使い勝手も考慮して設計しましょう。使い勝手の良い高さや幅、奥行きを確保することがポイントです。
- プロに相談
- 自分で設計・施工するのが難しい場合は、専門のインテリアデザイナーや施工業者に相談することをおすすめします。プロの意見を取り入れることで、より理想的なニッチを実現できます。
ニッチの種類
季節の小物を飾る:画像はハロウィン
トイレの予備ロール収納:壁に埋め込むことでトイレ内に出っ張りがなくスッキリ
リモコンニッチ:壁面からモニター等の機器類が出っ張らず、通路脇にオススメ!
デザイン:四角形だけじゃない!上部を丸く(アールに)する等デザインいろいろ
まとめ
ニッチは、限られたスペースを有効に活用し、インテリアのアクセントとしても優れた要素です。しかし、施工の手間や費用、メンテナンスの手間を考慮する必要があります。新築の家づくりやリフォーム、リノベーションを考える際には、ライフスタイルやニーズに合わせて、ニッチを取り入れるかどうかを慎重に検討しましょう。
インテリアに関するお悩みのご相談やアドバイスは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。

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