
キッチンの扉カラー、何色を選べばいい?
背面収納と同じ色で揃える?それとも変えてメリハリをつける?
キッチンはLDKの中でも存在感のある設備だからこそ、空間全体のインテリアスタイルに影響を与えます。
この記事では、最近の人気カラーや質感、キッチン扉と背面収納の色の組み合わせ方など、「後悔しない色選び」のコツをプロの視点から解説します。
1. キッチンはLDKの主役。だからこそ色選びは重要
キッチンは、LDKの中でも面積が大きく、視線が集まりやすい場所。
そのため、扉カラーや背面収納の色次第で、空間全体の雰囲気が大きく変わります。
ナチュラル・モダン・北欧などのインテリアスタイルにも影響するため、「見た目」も含めて丁寧に選びたいポイントです。
2. キッチン扉の最近の人気カラー・質感とは?
最近は、グレーやグレージュ系などの「くすみカラー」が人気傾向。
ホワイトは以前より選ばれることが少なくなり、代わりにモルタル調やスタッコ柄など、質感のある抽象柄が選ばれることが増えています。
主な人気テイスト:
・マットなグレー(モルタル風)
・ベージュ寄りのグレージュ
・木目調でもオークやウォールナットなど、自然な風合い
光沢感よりも、落ち着きと素材感を重視する方が増えている印象です。
3. 背面収納の色、合わせる?変える?
背面収納(カップボード)の色をキッチン本体と揃えると、空間に統一感が出てスッキリと見えます。
一方で、あえて背面だけ色を変えることで「家具のように見せる」「空間にアクセントをつける」こともできます。
例えば:
・キッチン本体はモルタル調のグレー
・背面収納はフローリングや室内ドアと合わせたオーク調の木目
このような組み合わせは、ナチュラルモダンや北欧モダンの空間でも人気です。
4. よくある後悔とその理由
- 色味のトーンが合わず、キッチンだけ浮いて見えた
- 無難に白を選んだらのっぺりして印象が弱かった
- 背面収納の色を後で決めたら、フローリングとちぐはぐになった
キッチンまわりは“面”で目立つだけに、素材感や色の違いが強調されやすいです。
扉カラーと床・壁・建具の「つながり」を意識しておくと失敗しにくくなります。
5. コーディネーターからのアドバイス
色を選ぶときは、「キッチン単体」ではなく「空間全体とのバランス」で考えるのがポイント。
迷ったら、次の3つを意識してみてください。
- LDK全体のインテリアスタイル
(例:ナチュラルモダン、北欧、和モダン など) - フローリングやドアの色との相性
(木目、グレージュ、白系 など) - キッチンの見え方(壁付け・対面式など)
また、マットかツヤか、光沢の有無で印象が大きく変わるため、ショールームなどで質感も確認しておくのがおすすめです。
6. まとめ|キッチンの扉カラーで空間の完成度が変わる
キッチンは、LDKの印象を左右する「主役級の存在」。
背面収納の色との組み合わせ方、空間全体とのつながり方を意識することで、満足度の高いキッチン空間がつくれます。
標準仕様や無難な色をそのまま選ぶのではなく、「どんな空間にしたいか」から逆算して色を決めていきましょう。
インテリアや収納に関するお悩みのご相談やアドバイスは、kuori interior designにぜひお気軽にご相談ください。プロの視点であなたの理想の空間づくりをサポートします。
↓ 詳細・お問い合わせはこちらへ


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも家づくりやお部屋づくりのヒントになる情報を発信していきます。
今後もよろしくお願いします。
コメント